2019年9月26日
日本刀の形態研究(五)-四
第三章 図解による刃文の時代的変換-四
○互の目乱(和泉守兼定)匂出来締り、刃が尖り激しい。帽子乱れ込み、普通に返る。兼定に多く見受ける刃文で、帽子の返り深いものもある。……
2019年9月23日
日本刀の形態研究(五)-三
第三章 図解による刃文の時代的変換-三
○皆焼(長谷部國重)沸つき皆焼、砂流交じり、飛焼き盛に、地沸も付く。相州廣光、秋廣にもある。長義及その一族の兼長にもこの作風を幾分加味したものがある。……
2019年9月19日
日本刀の形態研究(五)-二
第三章 図解による刃文の時代的変換-二
○直逆足(来國俊)小沸出来、直に逆足交わる。地の内に沸強く付き二重刃の如き所あり、帽子直たるむ。来國光、来國次、粟田口國吉、長船景光、同近景、同元重、青江吉次、同直次、三原正家、同正廣にある。……
2019年9月16日
日本刀の形態研究(五)
第三章 図解による刃文の時代的変換
○小乱(大原安綱)沸つき小乱、肌にからみて或は刃縁に砂流踊る、刃崩れる。帽子乱込み。古備前、三条吉家、舞草一族等にもある。安綱から古備前へかけての時代(あまりり時代の開きはないと思う)はこの小乱を中心としている。期せずして自然の焼刃に到達するためだろう。……
2019年9月15日
組合交換会 支える人と支えられる会と 組合主催の交換会は毎月一回、盛夏の時期を除き十七日に東京美術倶楽部で行われています。全国から組合員が持ち寄る刀を競り合って売買します。 猛暑の気配が迫る七月十七日も各地から多くの組合員が集まりました。空港から駆けつける方、新幹線で来られる方、本当にご苦労さまです。……
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