2019年11月8日
日本刀の形態研究(八)
日本刀の形態研究 第四章 日本刀の発展について第三節 長光、景光、國行、國俊時代(中古刀前期)
日本刀の歴史において後鳥羽上皇の御治世が第一の興隆期であるとするならば、元冠は第二の躍進時代の契機をなすものであったという事が出来ます。……
2019年11月4日
日本刀の形態研究(七)-七
日本刀の形態研究 第四章 日本刀の発展について第二節 一文字時代(古刀後期)-三
○沸と匂いについて 小乱といい丁子刃といいそれ等は地鉄と刃界に現れる匂や沸によって形成される紋様ですから、我々はそれ等沸匂の出てくる根拠についての知識を持たなくてはなりません。……
2019年10月31日
日本刀の形態研究(七)-六
日本刀の形態研究 第四章 日本刀の発展について第二節 一文字時代(古刀後期)-二
○一文字時代の作風 造込み=一文字時代も造込みに於いては、前代とあまり異なるところはなく、即ち寸法は二尺六七寸、身巾相当に広いというのが普通であったろうと思われます。……
2019年10月28日
日本刀の形態研究(七)-五
日本刀の形態研究 第四章 日本刀の発展について第二節 一文字時代(古刀後期)
一文字といえば我々は直ちにあの桜花爛漫たるにも似た華やかな丁子作品を思い起こします。……
2019年10月24日
日本刀の形態研究(七)-四
日本刀の形態研究 第四章 日本刀の発展について第一節 古備前時代(古刀前期)-三
○古備前作品の優秀性 古備前作品は全体としてさしたる非凡な技術により作られたものでもなく、卓越した秘法によって生まれたものでもないのです。……