短刀　銘　荘司次郎太郎藤原直勝造之　弘化四年春三月日　新々刀　上々作　特別貴重刀剣鑑定書 保存刀剣鑑定書 日本美術刀剣保存協会五代会長 鈴木嘉定氏の愛刀

品番：TA-060411
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
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鑑定書：Paper(Certificate): 昭和３５年 特別貴重刀剣鑑定書　日本美術刀剣保存協会五代会長 鈴木嘉定氏の愛刀です。保存刀剣鑑定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai)： 武蔵国（Musashi-koku）江戸時代・弘化四年（Edo era １８４７年頃）

刃長：Blade length(Cutting edge): 22.8ｃｍ（七寸五五分二厘） 反り：Curve(SORI): 内反り0ｃｍ
元幅：Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.87ｃｍ　元鎬重：Thickness at the Moto-Kasane: 0.68ｃｍ
先幅：Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.4ｃｍ　先鎬重：Thickness at the Saki-Kasane: 0.55ｃｍ
茎：Sword tang(Nakago): 生ぶ、化粧筋違鑢目、目釘孔一。

体配：Shape(Taihai): 菖蒲造、庵棟、健全。
地鉄：Jigane(Hada): 杢目肌詰んで地沸つく。
刃文：Temper patterns(Hamon): 小沸出来の互の目。
帽子：Temper patterns in the point(Bohshi): 乱れて小丸へ深く返る。
登録：Others: 東京都　昭和３５年

【解説】本作は、水心子一門の名工、次郎太郎直勝の優短刀で、財団法人日本美術刀剣保存協会、五代会長であられた、鈴木嘉定氏の愛刀でした。次郎太郎直勝は大慶直胤の門人で後にその養子となり、上州館林の秋本家に仕えました。主に江戸下谷に住し活動しましましたが、越後でも鍛刀しております。文政九年頃の初銘は上総太郎といい、天保三年頃に次郎と改名。更に天保四、五年頃より次郎太郎と号します。刻銘は多く、荘司次郎太郎藤原直勝造之、上総次郎太郎直勝、上総次郎太郎直勝作、荘司次郎太郎直勝、荘司次郎直勝、荘司直勝、於東都次郎直勝、藤原直勝作、次郎太郎藤原直勝、などと刻銘します。安政五年七月二一日歿。作風は直胤にも似た互の目逆足入ったものが多く、作品の出来は師の直胤にも勝るものが存在します。
本作は次郎太郎直勝の代表作品であり、その出来は正に師の直胤にせまるものがあります。新々刀上々作に列する名工の作品。本刀体配は、身幅、先幅は尋常。重ねは厚めでドッシリとした、菖蒲造の姿が綺麗な短刀です。地鉄は小杢目肌がよく詰んで、地沸がつく美しい地肌です。刃文は、小沸出来のやや逆さ掛かる互の目刃文で、匂口は極めて明るく冴え、小沸が厚くついて、刃中には長く足が入り、焼刃の出来は見事の一言。帽子は、そのまま乱れて小丸へ深々と返ります。茎は生ぶ。丁寧な化粧鑢目に、確りと銘が刻されています。錆びは時代なりで保存状態は良好です。白鞘、金着一重はばき。このように見事な荘司次郎太郎直勝の優短刀、お買い得大特価でご案内させていただきます。保存刀剣鑑定書 特別貴重刀剣鑑定書

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