短刀　銘　正寿　昭和巳酉年　保存刀剣鑑定書

品番：TA-040911
価格 特価(price)売約済/sold out(JPY)
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鑑定書：Paper(Certificate): 保存刀剣鑑定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai)： 埼玉県(Saitama)・江戸時代寛永頃 (Edo era １９６９年)

刃長：Blade length(Cutting edge): 24.2ｃｍ（八寸） 反り：Curve(SORI): 0.1ｃｍ
元幅：Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.45ｃｍ　元鎬重：Thickness at the Moto-Kasane: 0.55ｃｍ
先幅：Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.0ｃｍ　先鎬重：Thickness at the Saki-Kasane: 0.38ｃｍ
茎：Sword tang(Nakago): 生ぶ、切り鑢目、目釘孔一。

体配：Shape(Taihai): 平造、三つ棟、健全。
地鉄：Jigane(Hada): 板目肌詰む。地景入り地沸付く。
刃文：Temper patterns(Hamon): 互の目乱れ刃。
帽子：Temper patterns in the point(Bohshi): 乱れ込み、先尖り心に返る。
登録：Others: 埼玉県

【解説】小沢正寿（小沢岩造）は大正9年5月25日生まれ。埼玉県吾野住。師は宮口寿広、塚本起正。それぞれの師より一字づつを貰い、正寿と命名します。初名は、広元です。埼玉県飯能市に於いて作刀します。武州吾野住小沢正寿作、武州正丸峠住小沢正寿作などと、長銘で、地名を刻した遺作があります。作域は備前伝の匂出来の丁子乱れや、山城伝、相州伝等と広く、作刀に対する研究心も旺盛であったと云われています。高松宮賞をはじめ数多くの賞を受賞するなど、腕前も確かで、作位は高く評価されています。平成五年七十三歳没。現在は子の小沢久雄、前銘寿久が正寿銘を継いでます。
本作体配は、刃長八寸、身幅先幅、重ねは尋常、三つ棟。すらりと美しい短刀姿の逸品で、棟は三つ棟になります。地鉄は、板目肌がよく練れて詰み、地景現れ地沸がつきます。刃文は、互の目が大小乱れて、総体的に逆さ掛かり、匂い深く小沸がよくつき、足、砂流し幾重にもかかり、刃縁付近には長い稲妻のごとく金線が入り、盛んに働きます。帽子は焼きを下げたところで、先尖りこころに小丸へと深く返ります。帽子の中の働きは、金線が突き上げるように走り、返りにも働く様は、誠に覇気があって力強く、感銘を与えてくれます。茎は生ぶ。正寿の二文字が、なにやら目出度い印象であり、寸法も丁度良いなどから、鑑賞刀は無論、御守刀にされるも良し、の健全で美しい短刀です。白鞘入り。金着せ一重はばき。保存刀剣鑑定書がついて御買い得特価でご案内します。※本品は特別特価品につき、カードをご利用の場合には、３パーセントの手数料を申し受けます。

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