本刀は、水戸住勝村徳勝の勝利剣、初代徳勝の出来が頗る良く見ごたえタップリの名刀であります。
刀 於東都水戸住勝村徳勝作 慶応二丙寅年八月日 号勝利ノ剣 附 黒呂塗鞘打刀拵 新々刀上作 特別保存刀剣鑑定書
Katana (Katumura Norikatsu Syoriken) [N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon token
品番:KA-110117
価格 (price)御成約/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
|
鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai) : 常陸国(Ibaraki/Mito) 慶応二年(Edo era 1866年)
|
刃長:Blade length(Cutting edge): 69.8cm(二尺三寸) 反り:Curve(SORI): 反り:1.9cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.2cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.84cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.5cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.62cm 拵全長:Length of Koshirae : 約101cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ。鑢目切、目釘穴:(Mekugiana): 1個。
体配:Shape(Taihai): 中切先、鎬造り、庵棟。 地鉄:Jigane(Hada): 柾目肌地沸付く。 刃文:Temper patterns(Hamon): 直刃調で互の目交じり。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 先掃きかけ小丸へ返る。 登録:Registration Card: 新潟県
|
【解説】幕末に水戸藩抱工の長で勝村徳勝の代表作、号勝利ノ剣です。徳勝ははじめ関内徳宗に鍛刀の技を学び、のちに江戸に出て細川正義、運寿是一の門人になりました、文久年間(1861年~)に江戸小石川の水戸藩邸に移り作刀しました。勝村徳勝の作風は鎬筋高く身幅広い豪壮な造込みで、地鉄は柾目で鍛え、刃文は直刃を基調に互の目交じるものあり沸がよくつくもので、帽子さかんに掃きかける等の特色を示す作品が多く、その質実剛健ぶりは武用に重きを置いたものであります。 本刀体配は、見幅広く、重ね厚い造り込みで、反りが利く姿整う一振りです。地鉄は、柾目肌がよく練れて地沸がつき所々に飛び焼く強い鍛えの鍛地で地景が現れます。刃文は、直刃調に互の目足入り沸よく付いて、刃中には刃縁から地にかけ幾重にも金線が掛かり働きます。この辺りは覇気に満ちており、まさに勝利ノ剣という号に相応しい出来になります。帽子は、先掃き掛け小丸へと返ります。茎は生ぶで銘ぶり錆味ともに申し分ありません。本品は、初代徳勝慶応二年紀の晩年作で、号勝利ノ剣と刻まれる多くが代表作品であることは知られている通り、出来が頗る良く見ごたえタップリの名刀であります。特別保存刀剣鑑定書 白鞘 拵 金着せ一重はばき。
|
誠友堂の商品はすべて二つとない、一品物でございます。
お求め逃がしのございませんよう。
掲載されている商品は店舗でご覧いただけます。ご来店の前にお電話にてご確認ください。
写真画像
写真をクリックすると、拡大表示されます。拡大画像の左側をクリックすると前の写真に、右側をクリックすると次の写真に移動します。下部に閉じるボタンがあります。
ご記入頂きましたお客様の個人情報は、日本刀・刀剣 誠友堂を運営する株式会社 銀座 誠友堂が適切かつ安全に管理いたします。個人情報の取扱いに関して詳しくは、弊社の販売規定をご覧ください。
日本刀販売 株式会社 銀座誠友堂
〒100-0006 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館2階
メール: touken@seiyudo.com 電話:03-3558-8001
特定商取引法に基づく表示
|