刀 菊池住惟忠　昭和五十五年二月日

品番：KA-010129
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
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鑑定書：Peper(Certificate): 現代刀につき未鑑定。

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai)： 熊本県 (Kumamoto)  昭和五十五年(Syouwa era 1980年)

刃長：Blade length(Cutting edge): 77.3cm（2尺6寸1分）  反り：Curve(SORI): 1.5ｃｍ
元幅：Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.7ｃｍ　 元鎬重：Thickness at the Moto-Kasane: 0.74ｃｍ
先幅：Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 3.2ｃｍ　 先鎬重：Thickness at the Saki-Kasane: 0.6ｃｍ　
刀身重量（裸身）：Weight only of blade: 1108ｇ 茎：Sword tang(Nakago): 生ぶ、筋違い鑢目、目釘孔一

体配：Shape(Taihai): 大切先、鎬造り、庵棟、　　
地鉄：Jigane(Hada):  板目肌流れて地沸付く。鎬地柾目肌。
刃文：Temper patterns(Hamon): 大互の目乱れ。
帽子：Temper patterns in the point(Bohshi): 乱れて先小丸へ返る。
登録：Others: 熊本県

【解説】菊池住惟忠は、全日本刀匠会会員で、優秀賞等多数の受賞歴がある人気の上級現代刀匠です。大塚盛竜の門人。惟忠の本名は大塚惟忠、熊本県菊池市在住。地鉄の鍛えの上手さに定評がある刀匠で、試切りをされる御客様からは、よく切れる御刀と評判です。
本作は、豪刀。この一言で体配を示すにふさわしい姿の御刀で、長さ２尺６寸を上回り、身幅は元で３．７センチ。先に至っても３センチを下らない。姿からして重ねは尋常なれど流石に刀身重量は裸身で１．１キロを超します。この御刀を振り切るには相当な腕力が必要と思えます。切っ先は大切っ先となって、これでもかと言うほどに大迫力の一振りです。地鉄は評判の通りで、鍛えがよく地沸がついて強い鉄となります。板目肌が柾がかるもので菊池住惟忠の作品の特徴となります。刃文は刀身に負けず派手な刃で、大互の目乱れ。小沸出来の刃中は明るく冴えて金線、砂流しが細かく働きます。帽子は大切先で先掃き掛けるようにして小丸へ返ります。茎は生ぶ。銀無垢二重金鍍金はばき。何にしろ立派で見映えする大豪刀です。鑑賞、居合、抜刀、使い道はいろいろと思います。新春特価品としてご案内します。

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