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品番:WA-120125
価格 (price)2,000,000円(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
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鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 肥前国,佐賀県(Hizen) 江戸時代初期 慶安頃(Early Edo period about 1648~)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 54.7cm(一尺八寸) 反り:Curve(SORI): 1.4cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.23cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.70cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.60cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.60cm 拵全長:約76cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、筋違鑢目、目釘孔1個。
体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切っ先。 地鉄:Jigane(Hada): 小板目肌。 刃文:Temper patterns(Hamon): 丁子乱れ。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 直ぐで先小丸に返る。 登録:Registration Card: 宮崎県 昭和二十六年
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【解説】 初代播磨守藤原忠国、本工の忠国は、初代忠吉の弟である広貞(吉家)の子で、名は橋本六郎左衛門。初銘は広則といいます。寛永十一年(1634)に播磨大掾を受領し、忠国と改銘します。後年、播磨守に転じます。はじめ播磨大掾の磨を摩と刻銘し、寛永ころから寛文にかけて作品が残されています。晩年は播磨入道休鉄と称しました。刻銘には、「播磨大掾藤原忠国」、「肥前住播磨大掾藤原忠国」、「肥前国住播磨守忠国」、「肥前住播磨入道藤原休鉄等」等があります。彼は肥前国の脇肥前と呼称される一派の中でも特に抜きん出た存在であり、虻の目と云われる独特の互の目刃を焼くことで有名な刀工です。 本作体配は、刃長が一尺八寸、身幅広く元先で確りとし、反り適度、平肉豊か、中切っ先延び、ずしりと重さを感じる鋭利で力強い姿の一刀。鍛は良く練れた小板目肌に地沸付き、地景が密に入り、破綻なく綺麗な肌です。焼刃は丁子を主調に、互の目、角張った刃、矢筈刃等を交え、高低つき、刃縁に小沸ふんわりと付いて、匂口明るく冴えます。帽子は勢いを落として、直ぐとなり、先小丸に返ります。茎は生ぶ、筋違鑢目、差表に刀工銘、裏に蟹牡丹紋と菊紋を切ります。本刀は初代忠國の晩年作とみられる上々の一作で、潤いあふれる緻密な肌に、丁子乱れを焼く拵付の逸品です。白鞘、金着二重はばき、腰刻黒漆変塗鞘脇差拵、特別保存刀剣鑑定書。
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