地鉄精良に詰み、華やかで見事な濤欄刃を焼いた、助隆の典型的かつ上々の作域を示す優品であります。附の拵も上等な金具が使われており、鞘の桜模様の時代塗が何とも風情があり飾って楽しめる拵です。
脇差 尾崎源五右衛門助隆 寛政七年八月日 附 変時代塗鞘脇差拵 特別保存刀剣
Wakizashi [Ozaki-gengoemon Suketaka][N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
品番:WA-120120 |
鑑定書:Peper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 摂津国,大阪府(Setsu) 江戸時代後期 寛政七年(Edo era 1795) |
刃長:Blade length(Cutting edge): 53.7cm(一尺七寸七分強)反り:Curve(SORI): 0.7cm |
【解説】尾崎助隆の本国は播磨で宝暦三年に生まれ。後に大阪に出て貝三原の末裔である同郷の先輩、黒田鷹諶の門人となります。寛政十年に長門守を受領し、それ以後は尾崎長門守助隆と楷書で銘を切るようになりました。刻銘は尾崎源五右衛門助隆、尾崎源五右衛門藤原助隆、尾崎長門守藤原朝臣助隆、などと銘切します。水戸の直江助政、大坂の天龍子正隆、作州津山の多田貴勝等、多数の門人を育てた大阪新々刀を代表する名工で、特に濤乱刃の名人と評され西の助隆、また同時期に江戸の水心子正秀を東の正秀と称し賞賛されました。文化二年没、五十三才。 |
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