脇差　出羽大掾藤原国路　第二十七回重要刀剣　新刀上々作　業物

品番：WA-080323
価格 (price)御成約/sold out(JPY)
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鑑定書：Paper(Certificate):  第27回重要刀剣指定

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai) ： 山城国,京都府(Yamashiro)・江戸時代初期 慶長頃(Early Edo period about 1596～)

刃長：Blade length(Cutting edge): 41.5cm（一尺三寸七分三厘） 反り：Curve(SORI): 反り1.1cm
元幅：Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.36cm　元鎬重：Thickness at the Moto-Kasane: 0.77cm
先幅：Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 3.15cm　先鎬重：Thickness at the Saki-Kasane: 0.65cm

【重要刀剣図譜より】 
法量 長さ四一・六糎　反り一・一糎　元幅三・二糎　茎長さ一三・五糎　茎反り殆んどなし
形状 菖蒲造、庵棟、身幅広めで、反りつく。
鍛 柾に流れ、地沸よくつき、地景入る。
刃文 大のたれに互の目交じり、匂い深く沸よくつき、頻りに砂流しかかる。
帽子 のたれ込み先尖り心に掃きかけかかる。
茎 生ぶ、先栗尻、鑢目筋違、目釘孔一、指表、中央に太鏨、大振の長銘がある。

説明
出羽大掾国路は堀川国広門下の高足の一人で、作域が広く、一門中第一の器用人であることが特筆されるが、この脇差は地を柾に鍛え、刃文は大のたれに互の目を交えて沸よくつき、刃中に砂流しが頻りにかかり覇気にとんだ出来である。