本作は極めて貴重な会津十一代和泉守兼定の一作。同工が越後国加茂にて製作した「加茂打ち」の優品であります。
短刀 和泉守兼定(会津十一代) 於北越加茂造 特別保存刀剣鑑定書 新々刀上作
Tanto [Izumi-no-kami Kanesada(Aidsu 11th generation)][N.B.T.H.K] Tokubetsu Hozon Token
品番:TA-040325
価格 (price)2,300,000円(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
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鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):岩代国,福島県(Iwashiro)・明治頃(Meiji era about 1868~)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 28.8cm(九寸五分) 反り:Curve(SORI): 0cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.81cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.63cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.50cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、筋違鑢目、目釘穴1個
体配:Shape(Taihai): 平造、庵棟。 地鉄:Jigane(Hada): 小板目肌。 刃文:Temper patterns(Hamon): 直刃。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 直ぐで先小丸に返る。 登録:Registration Card: 新潟県
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【解説】 会津兼定一門は、室町後期 弘治頃に三代兼定の子である古川清右衛門が、会津藩主の芦名氏の要請で会津に移住したことで興ります。連綿と代を重ねた同一門にあって本作は、十一代兼定の作となります。会津十一代兼定は、天保八年に十代兼定の子として生まれ、本名を古川清左衛門、初銘を兼元とします。文久二年に会津藩主 松平容保公が京都守護職に任命された事で、翌三年に京都に上って修行し、同年十二月に和泉守を受領、兼定と銘を改めました。二年後の慶応元年に帰郷しており、この時期に作られた同工の刀が会津藩士、新選組隊士に使用されたと伝わっています。また「鬼の副長」の異名を持つ新選組副長・土方歳三が同工の刀を愛刀としていた事で、「十一代和泉守兼定」の名を広く知らしめる形となりました。明治二年~同七年までは越後国加茂で鍛刀したと記録し、「加茂打ち」と称されます。明治三十六年に六十七歳で没しています。刀銘は、「奥州会津住兼元」、「和泉守兼定」、「和泉守藤原朝臣兼定」、「岩代国会津住兼定」等と銘を切ります。 本刀は平造姿の短刀で、刃長は九寸五分。身幅重ね共に尋常で、無反り、すらりとした美しい刀姿の一口です。地鉄は小板目肌、地沸よく付き、処々荒い沸が付いて、北国物を思わせる黒味を帯びた鉄色を呈し、精強な鍛となります。刃文は直刃で、処々浅い湾れを交え、匂口やや締まり心に明るく冴えます。刃中には金線が入り、一部荒い沸がこぼれるなどして覇気に溢れた出来を示します。帽子はそのまま直ぐで先小丸に返ります。茎は生ぶ、丁寧に筋違鑢がかかり、刀工銘と製作地を刻します。本作は極めて貴重な会津十一代和泉守兼定の一作。同工が越後国加茂にて製作した「加茂打ち」の優品であります。白鞘、銀無垢一重はばき、特別保存刀剣鑑定書。
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