品番:KA-090325
価格 (price)2,500,000円(JPY)
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鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書、特別貴重小道具認定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):出雲国,島根県(Izumo)・江戸時代後期 慶応二年(Late Edo period 1866)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 72.7cm(二尺四寸弱) 反り:Curve(SORI): 1.5cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.21cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.82cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.50cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.65cm 拵全長:約105cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、化粧鑢目、目釘孔1個。
体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切先。 地鉄:Jigane(Hada): 刃文:Temper patterns(Hamon): 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 登録:Registration Card:島根県 昭和三十五年
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【解説】 藤原長信は、文化十四年に出雲郡三分市村に生まれ、高橋理兵衛と称し、若州冬廣十五代幸之助冬廣の門人となって後に同家十七代目の名跡を継いで松江藩松平家に抱えられます。師の没後、江戸へ出府し、新々刀の名匠で米沢上杉家藩工の長運斎綱俊に師事します。師に似た作風で、剣巻龍などの彫物も上手でありました。幕末期の鬱屈、殺伐とした当時の世相にあっては、刀剣の需要も高まりをみせ、同工も松江へ帰郷し、鍛刀に専心したと云われます。また試し斬り役を務める「山田家」から一定の評価もあり、裁断銘を添えた作品も残っています。長信の技量の高さと同藩への献身的な働きに応じて、本作の銘の通り、士分を与えられています。明治十二年五月に六十三歳で歿します。 本作体配は刃長が二尺四寸弱。身幅尋常、元先で確りとし、重ね厚く、反り適度、肉置き豊かで、鎬筋が凛と立って、力強さと気品のある刀姿を呈します。地鉄はよく鍛えられた小板目肌で、地沸よく付き、処々流れごころを交え、澄んで潤いのある鍛となります。刃文は直刃で、刃中に小足や葉を交えて働き、沸付き良く、匂口明るく冴えた焼刃です。帽子はそのまま直ぐで先小丸に返ります。茎は生ぶ、左利きと云われる同工の所作がみえ、逆筋違に化粧鑢目となり、刀工銘と年紀を残します。本品は、江戸後期の出雲国松江を代表する巧手、雲藩士藤原長信の一作で、長信の高技量が遺憾なく発揮された格調高い一刀としてご紹介いたします。白鞘、金着一重はばき、朱変塗鞘打刀拵、特別保存刀剣鑑定書。
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