刀 会津住藤原道辰　安政五年二月日　特別貴重刀剣鑑定書　特別貴重刀装具鑑定書

品番：KA-010507
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
（消費税込。10万円以上の商品は国内送料込）

鑑定書：Peper(Certificate): 特別貴重刀剣鑑定書　特別貴重刀装具鑑定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai)： 幕末期・陸奥国（Fukushima 福島県）安政五年二月日 （Keiou１８５８年頃）
 

刃長：Blade length(Cutting edge): 71.21ｃｍ（二尺三寸五分）　反り：Curve(SORI): 2.4ｃｍ（八分）
元幅：Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.2ｃｍ　元鎬重：Thickness at the Moto-Kasane: 0.82ｃｍ
先幅：Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.5ｃｍ　先鎬重：Thickness at the Saki-Kasane: 0.6ｃｍ
拵全長(半太刀拵)約：Length of Koshirae : 101ｃｍ　
茎：Sword tang(Nakago):  生茎、筋違い鑢目、穴一。

体配：Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切っ先。
地鉄：Jigane(Hada): 板目肌が流れ肌は詰む。地沸つく。
刃文：Temper patterns(Hamon): 小沸出来の互の目丁子乱れ。
帽子：Temper patterns in the point(Bohshi): 乱れて先小丸へ返る。
登録：Others: 宮城県登録、昭和２６年３月２３日

【解説】幕末期、陸奥岩代の国(福島県）、会津道辰の作品です。三善長道の一門と伝え、会津兼定系と共に会津新々刀を代表する名匠です。初代は宝永頃、以後同銘で６代続き幕末まで栄えます。本作はその年紀と刻銘より五代道辰の作と鑑せられます。この奥州会津住道辰の本名は中条道守。その腕前は本作の通り派手で荒々しい雰囲気を見せる覇気に満ちた作品となります。
体配は身幅重ねともにガッシリとして頗る健全な刀姿となり、地鉄は板目肌が詰んで流れ心となり地沸がつきます。
鎬地は柾目肌。潤いにある艶やかな地鉄の美しい鍛えを見せ、刃文は互の目刃紋で尖った互の目を交えて細かく乱れ、匂い深く小沸がついて、所々に強く沸えた沸粒が輝き、明るく冴えています。刃中には足、葉、金線入りよく働きます。帽子は乱れて小丸へ返っています。茎は生。鑢目、銘彫、錆味、すべて良い感じです。添えられた太刀拵は時代の作で、鞘塗、一作金具、時代柄巻、総じて立派であり、見ごたえ十分な拵です。会津住道辰の誠に健全にして覇気がある、内外揃った上々の出来栄えの御刀になります。

全てのVISAカード、Masterカード、NICOSカード、UFJカード、DCカード、
がご利用頂けます。ボーナス一括払い。１～２４回まで分割払いも可能。