岐阜の名匠、松原秀宗刀匠の円熟期の優品です。
刀 松原秀宗作 昭和戌辰年二月日
Katana [Matubara Hidemune-saku]
品番:KA-010130
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
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鑑定書:Peper(Certificate): 現代刀につき未鑑定。
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 岐阜県 (Gifu) 昭和63年(Syouwa era 1988年)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 64.0cm(2尺1寸1分2厘) 反り:Curve(SORI): 1.3cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.1cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.58cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.5cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.45cm 刀身重量(裸身):Weight only of blade: 568g 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、勝手下がり鑢目、目釘孔一
体配:Shape(Taihai): 大切先、表:片切刃。裏:鎬造り、庵棟、 地鉄:Jigane(Hada): 板目肌に杢目肌交じり詰む。 刃文:Temper patterns(Hamon): 互の目。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 直ぐとなり先小丸へ返る。 登録:Others: 岐阜県
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【解説】松原秀宗刀匠は岐阜県の刀匠で、本名を「松原龍平」といい、生まれは昭和5年9月21。昭和32年4月、中田兼秀師に入門する。昭和45年8月10日、作刀承認を受け、13代川島正秀師より刀匠銘「秀宗」を受銘する。岐阜県関市関口町に住します。新作名刀展では連続入選を果たし名工ぶりを刀剣界に示しております。作品は正宗写し、志津写しを得意とします。 本作は変った造りこみの御刀で、その体配は、表は片切刃造り。裏が鎬造で大切っ先となるもので、長さは2尺1寸強。地鉄は板目詰んで杢目肌が交じるものです。刃文は匂主調に小沸が付く互の目乱れで尖った刃文を交えます。刃中は足、金線などよく働いており作位の高さと技倆の高さが窺い知れます。帽子は直ぐとなって先は小丸へと返ります。相対的に上品な造りですが切っ先伸びて大切っ先になるなどは意図的に狙ったもので覇気を感じさせてくれます。茎は生ぶ。銘は非常に立派です。金着せ一重はばき。岐阜の名匠、松原秀宗刀匠の円熟期の優品です。
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