品番:TU-080811 |
鑑定書: 財団法人 日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具鑑定書
国・時代: 山城国(京都) 桃山時代 |
赤銅魚々子地 変り木爪形 鋤出彫金色絵 鋤残耳 両櫃孔 |
【解説】京金工と呼ぶに相応しい大振りで風格がある鍔です。波に漂う桐花の様子が確かな彫技により表され、桃山時代の作風を明確に伝えた華麗な作品です。地金は最上級の赤銅を用い、その手の込みようからも当時の特注品であると思われる名品です。鍔の形は木爪形で一分程の幅で縁取りした耳には四方に蕨手を構成して古典的であり、更に櫃孔穴は猪目形とされて共に古風です。激しく渦巻く波に倒れ落ちるような波頭は肉高く、花枝を延ばす桐花は高彫に金色絵とされて壮麗な趣を伝えています。サイズが大きくズッシリと重量がある鍔で大振りな刀に装着されていたものと伺えます。時代が経ても保存状態は極めて良く、本作品も日本美術刀剣保存協会NBTHKに於いて特別保存刀装具に鑑定された趣ある一枚で、京金工鍔の芸術美を伝える名作です。 |
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