鍔　銘　荘司弥門直勝　桐紋唐草図鍔　保存刀装具鑑定書

品番：TU-010618
価格 (price)御成約/sold out(JPY)
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鑑定書：Paper(Certificate): 保存刀装具鑑定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai)：江戸時代(Edo era)

桐紋唐草図鍔　木瓜形　鉄阿弥陀鑢地　毛彫　鋤残打返耳　無櫃孔
縦：Length: 7.92cm　横：Width: 7.44cm　切羽台厚：Thickness: 0.38cm　重量：Weight: 162g
桐箱入(In paulownia wood box)

【解説】
弥門直勝は江戸後期の刀工大慶直胤の孫弟子に当たります。親の次郎太郎直勝亡き後、文久2年頃より直勝を襲名します。刀を作る傍ら、余技として鍔等の刀装具を作っています。本作は木瓜形に無櫃孔、地には阿弥陀鑢をかけ、表裏に桐紋と唐草を毛彫で表し、構図も良くねっとりとした地鉄はまさに古作信家を偲ばせます。木瓜形は姿が難しく、それを難なくこなしているのは親である次郎太郎直勝ゆずり故でありましょう。
信家風の鍔は余程人気があったのか、鍔工、刀工を問わず作られています。好奇者の間ではどのような拵にも似合うとのことで、古来より珍重されております。鑑賞にも拵にも使える弥門直勝をおすすめします。