大小　望浅岳住人清直作之　平成三年二月吉日

品番：KWA-080121
価格 (price)御成約/sold out(JPY)
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鑑定書：Paper(Certificate): 現代作品であるため未鑑定。

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai)：長野県（Nagano）・平成三年(Heisei era 1991)

【刀】
刃長：Blade length(Cutting edge): 74.5cm（二尺四寸五分八厘） 反り：Curve(SORI): 2.0ｃｍ
元幅：Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.44ｃｍ　元鎬重：Thickness at the Moto-Kasane: 0.76ｃｍ
先幅：Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.90ｃｍ　先鎬重：Thickness at the Saki-Kasane: 0.60ｃｍ
茎：Sword tang(Nakago): 生ぶ、勝手下がり鑢目、目釘孔一
【脇差】
刃長：Blade length(Cutting edge): 50.3cm（一尺六寸五分九厘） 反り：Curve(SORI): 1.2ｃｍ
元幅：Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.1ｃｍ　元鎬重：Thickness at the Moto-Kasane: 0.75ｃｍ
先幅：Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.60ｃｍ　先鎬重：Thickness at the Saki-Kasane: 0.55ｃｍ
茎：Sword tang(Nakago): 生ぶ、勝手下がり鑢目、目釘孔一
【刀】
体配：Shape(Taihai): 鎬造　庵棟、中切先。
彫物：Engraving: 表裏に棒樋の彫刻。
地鉄：Jigane(Hada): 小板目。
刃文：Temper patterns(Hamon): 湾れに互の目交じり、足よく入る。
帽子：Temper patterns in the point(Bohshi): やや乱れて小丸。
登録：Registration Card: 長野県
【脇差】
体配：Shape(Taihai): 鎬造　庵棟、中切先。
地鉄：Jigane(Hada): 小板目、厚く地沸つく。
刃文：Temper patterns(Hamon): 湾れに互の目交じる。
帽子：Temper patterns in the point(Bohshi): やや乱れて小丸。
登録：Registration Card: 長野県

【解説】清直刀匠は昭和30年、長野県の生まれで、本名を松川隆といいます。昭和47年に宮入昭平（人間国宝）の弟である宮入清宗に師事し、これまでに努力賞、優秀賞を多数受賞された経験があり、宮入一門の中でも類まれなる才と高い技量をお持ちの刀匠として知られています。
本作、清直刀匠の貴重な大小で、年紀も確りと揃っております。刀、脇差共に身幅、重ねは尋常で、切っ先やや延びごころとなり、刀は表裏に棒樋の彫刻があります。地鉄は良く練れた小板目で、地沸がつきます。刃文は湾れを基調に互の目、角がかった刃を交えます。匂口は柔らかく冴え、刃縁に処々荒沸がつきます。刃中には足・葉が働きます。帽子はやや乱れて小丸に返ります。本作清直刀匠の得意とする相州上工を狙った入念作で、平成3年の年紀が入り上々の出来栄えを示した秀作です。