品番:KA-100625
価格 (price)6,000,000円(JPY)
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鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):摂津国,大阪府(Settsu)・江戸時代中期 延宝四年(Middle Edo period 1676)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 64.2cm(二尺一寸二分弱) 反り:Curve(SORI): 1.1cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.15cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.73cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.50cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.60cm 拵全長:約95cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、筋違に化粧鑢目(香包鑢)、目釘孔1個。
体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切先。 地鉄:Jigane(Hada): 小板目肌に地景細かく入り、地沸微塵に付く。 刃文:Temper patterns(Hamon): 尖り心の大互の目に小湾れ交じり、高低付き、足太く入って濤瀾風となる。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 湾れて一枚風、先小丸に返る。 登録:Registration Card: 東京都
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【解説】 大阪新刀を代表する津田越前守助廣は、長曽弥虎徹、井上真改などと並び新刀を代表する名工の一人です。新刀最上作に名を連ね、更に山田浅右衛門吉睦の試し斬りによる切れ味の等級においても大業物に列せられております。特に大坂新刀特有の華麗な作風が支持されて、刃の冴えと明るさは、新刀屈指とも云われています。同工は寛永十四年(1637)、摂州打出村に生まれました。通称、甚之丞といい、初代そぼろ助廣門に学び、明暦元年(1655)、師の没後二代を継ぎました。明暦三年(1657)に越前守を受領し、寛文七年(1667)、大阪城代青山因幡守宗俊に召し抱えられて、天和二年(1682)に四十六歳で没しています。刀工銘は、前期に楷書、後期に行書で切られ、「角津田」、「丸津田」と称し作品を区別します。初期の作風は、師伝の石堂風丁子乱れや互の目乱れを焼き、後に大波を表現した「濤欄乱れ」という独特な刃文を創始します。この刃文は、当時の大阪新刀鍛冶のみならず、新々刀期に至る全国の諸工へ多大な影響を与えており、直刃においても優品が残されています。 本作体配は、刃長が二尺一寸二分弱、身幅尋常、元先で幅差付き、反りやや浅めで、中切っ先が延びごころとなる凛とした刀姿の一振です。鍛は小板目肌に地景細かく入り、地沸微塵に付いて、精美な肌合いとなります。焼刃は総体尖りごころの大互の目に小湾れ交じり、処々高低が付き、足太く入って濤瀾風を示します。沸匂深く、匂口極めてよく冴えた躍動感溢れる刃文であります。帽子は湾れて一枚風となり、先小丸に返ります。茎は生ぶ、鑢目は筋違に化粧つき、所謂「香包鑢」となって、刀工銘と年紀が刻されます。井上真改と共に大阪新刀を代表する越前守助廣の一刀。濤瀾風となる大変華やかな刃が焼かれるなど、同工秀抜の名品としてご紹介いたします。白鞘、金着二重はばき、黒漆笛巻塗鞘打刀拵、特別保存刀剣鑑定書。
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