品番:KA-090625
価格 (price)6,500,000円(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
|
鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):武蔵国,東京都(Musashi)・江戸時代後期 天保十年(Late Edo period 1840)
|
刃長:Blade length(Cutting edge): 約74cm(二尺四寸四分半) 反り:Curve(SORI): 約2.27cm(七分五厘) 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.21cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.80cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.60cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.70cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、化粧筋違鑢目、目釘孔1個。
体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切先。 彫刻:Engraving : 表に梵字と棒樋、裏に素剣と棒樋を彫刻する。 地鉄:Jigane(Hada): 刃文:Temper patterns(Hamon): 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 登録:Registration Card:佐賀県 昭和二十六年
|
【解説】 大慶直胤は本名を荘司(庄司)蓑兵衛、大慶と号しました。安永七年、出羽国山形に生まれ。造大慶直胤、大慶直胤造、荘司箕兵衛大慶直胤、出羽国住人大慶庄司直胤、直胤、美濃守直胤などの銘を切ります。水心子正秀の門に入り、初期は濤瀾乱れに始まり、丁字乱れの備前伝、柾目肌の大和伝、尖り刃を交えた美濃伝、大乱れの相州伝、中直刃の山城伝を焼き、器用な直胤は五箇伝の伝法全てに通じ、特に備前伝、相州伝に於いて傑出した作品を多く遺し、その技量は新々刀期の刀工中随一と言われています。姿豪壮な作品に大乱相州伝があり、板目肌の中に渦巻肌を現す様は直胤独特の手癖です。山形藩主 秋元家に仕えて文政四年~五年頃に筑前大掾を受領し、寛永元年には美濃守を受領。作刀期間は五十年にも及びます。刀身の彫刻がある刀には本荘義胤の作が多く現存します。同工の類まれなる技能を見込んだ権力者からの要望多く、同工は日本各地を巡って鍛刀しています。鍛刀した刀剣には鍛刀地の地名を刻印するものがあり、判明しているものだけで十六ヶ所を数えています。 本作体配は、刃長が二尺四寸四分半と常寸を超えて長さ十分、身幅元先で広く、重ね確りとし、反り高く、中切っ先延びごころとなる威厳のある立派な太刀姿を呈します。、佩表に素剣と棒樋を丸止め、佩裏に梵字、棒樋を丸止めします。地鉄は板目肌に杢目、小杢目、一部渦巻肌風を交えて、総体肌が顕著に現れます。地沸微塵に厚く付き、肌目に沿って地景が太く頻りに入るなどして、良く練れた肌合いを呈し、鉄良く冴えます。焼刃は、浅い湾れ主調に互の目・小互の目交じり、足太く入り、湯走り掛かり、地肌より影響し、金筋や砂流しが幾重にも掛かります。刃中には沸匂充満し、匂口爛々と冴えます。帽子はそのまま湾れ、先掃きかけて火炎風となり返ります。茎は生ぶ、化粧鑢、勢いのある鏨使いで鏨枕立ち、刀工銘と年紀を刻します。本刀は天保十年、大慶直胤による相州出来の一口です。渦巻肌風を交えて地沸微塵に付き、地景太く入るなど良く練れた地肌、金筋や砂流しが幾重にも掛かる躍動感に富む刃が光彩を放つなど、相州伝の妙味がよく現れた名刀です。白鞘、金着二重はばき、特別保存刀剣鑑定書。
|
誠友堂の商品はすべて二つとない、一品物でございます。
お求め逃がしのございませんよう。
掲載されている商品は店舗でご覧いただけます。ご来店の前にお電話にてご確認ください。
写真画像
写真をクリックすると、拡大表示されます。拡大画像の左側をクリックすると前の写真に、右側をクリックすると次の写真に移動します。下部に閉じるボタンがあります。
ご記入頂きましたお客様の個人情報は、日本刀・刀剣 誠友堂を運営する株式会社 銀座 誠友堂が適切かつ安全に管理いたします。個人情報の取扱いに関して詳しくは、弊社の販売規定をご覧ください。
日本刀販売 株式会社 銀座誠友堂
〒100-0006 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館2階
メール: touken@seiyudo.com 電話:03-3558-8001
特定商取引法に基づく表示
|