本刀の重次は、板垣真之助と称し、越後国邑松藩家臣として作刀しました。水心子正秀の門人であったと伝えられております。
刀 邑松臣重次作之(越後) 元治二年吉日 附 拵 保存刀剣
Katana [Muramatsuno-Shin Sigetsugu] [N.B.T.H.K] Hozon Token
品番:KA-080219
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
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鑑定書:Paper(Certificate): 保存刀剣鑑定書
国・時代:越後国,新潟県(Echigo) 江戸時代 元治2 年(Edo era 1865)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 75.4cm(二尺四寸八分半) 反り:Curve (SORI): 2.1cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.52cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.86cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.7cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.7cm 拵全長:Length of Koshirae: 約107.6cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、化粧筋違鑢目。目釘穴 1個。
体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切っ先。 地鉄:Jigane(Hada): 板目肌地沸つく。 刃文:Temper patterns(Hamon): 互の目乱。 帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): そのまま小丸へ返る。 登録:Registration Card: 和歌山県
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【解説】本刀の重次は、板垣真之助と称し、越後国邑松藩家臣として作刀しました。水心子正秀の門人であったと伝えられております。刻銘は邑松臣重次作之、北越邑松藩臣源重次、村松臣重次、邑松臣重次謹作之、などです。 本作、体配は刃長が二尺四寸八分半で、元幅と先幅が広く、重ねもつく、ガッシリとした御刀です。地鉄は板目肌が良く練れて地沸がつきます。刃文は小沸出来の丁子乱れ刃で、足よく入り、砂流し掛かり働きも盛んです。帽子はそのまま小丸へ返ります。茎は綺麗な化粧鑢目が施され銘が深く確りと刻されます。大振りな御刀であり、注文された御侍さまは、さぞかし体格が良く、強腕の持ち主であったろうと思われます。附の拵は写真の通りです。最近の作ではあらず、時代がある拵で雰囲気が宜しく、刀に似合うものです。内外揃った御品で越後にお住まいで、郷土刀を御探しのお客様に特にお奨めしたい逸品です。
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