太刀 銘　来国次　重要刀剣

品番：KA-020616
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
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鑑定書：Paper(Certificate): 重要刀剣

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai)： 山城国（kyoto） 鎌倉末期・嘉暦頃（Kamakura era　１３２６年頃）

刃長：Blade length(Cutting edge): 71.6cm（二尺三寸六分）　反り：Curve(SORI): 2.6ｃｍ
元幅：Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.35ｃｍ
先幅：Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.5ｃｍ
茎：Sword tang(Nakago):  磨り上げ、先切り、鑢目旧不明、目釘穴３

体配：Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、身幅広く腰反深くつき、大切っ先。
地鉄：Jigane(Hada): 板目に杢目交じり、地斑交じり、地沸え細かく付く。
刃文：Temper patterns(Hamon): 直刃調に浅い小湾れ、小互の目交じり、小沸つき、所々沸厚めにつき、金筋入る。
帽子：Temper patterns in the point(Bohshi): 少しのたれて小丸に返る。

【解説】来国次は来国俊の子と伝えられ、鎌倉末期嘉暦（1326年）頃の名工である。来国光より先輩で、相州の正宗に学んだと伝えられ正宗十哲の一人に数えられる。彼の作風は伝統的な来派の作風から脱し相州伝が加味されたものとなる。この太刀は地に沸がよく付いて地景入り、浅い湾れに小互の目交じる刃文にも小沸がよく付き金筋がかかり相州伝が認められ、地刃の出来が良い。白鞘、拵付、重要刀剣