刀　伯耆国倉吉住人播磨大掾藤原正綱　上野国立博物館 特別貴重刀剣認定書

品番：KA-010948
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
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鑑定書：Peper(Certificate): 昭和３９年上野国立博物館内、 特別貴重刀剣認定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai)： 伯耆国(Houki・Tottori)　江戸時代初期、元和頃（１６１５年）

刃長：Blade length(Cutting edge): 69.7ｃｍ（二尺三寸）　反り：Curve(SORI): 1.9ｃｍ（六分五厘）
元幅：Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.35ｃｍ　元鎬重：Thickness at the Moto-Kasane: 0.7ｃｍ
先幅：Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.7ｃｍ　先鎬重：Thickness at the Saki-Kasane: 0.55ｃｍ
茎：Sword tang(Nakago): 生茎、化粧筋違鑢目。穴一

体配：Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切っ先。
地鉄：Jigane(Hada): 板目肌流れて地沸つく。
刃文：Temper patterns(Hamon): 大互の目。
帽子：Temper patterns in the point(Bohshi): 直ぐとなって小丸へ返る。
登録：Others: 富山県登録

【解説】銘は、伯耆国倉吉住人播磨大掾藤原正綱、元和元年、(1615年)寛永九年(1632年)の年紀があるものなどが現存しています。作品は希少で、銘(表)伯耆国倉吉住人播磨大掾藤原正綱上町（樗谿神社）は鳥取県の保護文化財に指定されています。
同県、倉吉に住し作刀しました。広賀一門と伝えられている刀匠です。三代作までの作品が残されています。伯耆国倉吉住人播磨大掾藤原正綱、伯耆国倉吉住正綱、伯耆国倉吉住藤原正綱、伯耆国倉吉住弓削正綱作、伯耆国倉吉住弓削新三郎正綱、伯耆国菊島住弓削新三郎正綱、などと銘を切ります。
本作体配は、身幅元先広く、先幅に至っても細らないズドンとした姿に、反りが十分に利いた豪刀で、身幅は尋常。地鉄は板目肌が流れて良く詰み地沸がつきます。刃文は匂い勝ちの大互の目で、足は先まで入り、砂流し、細かい金線が刃際にかかり働きます。帽子は直ぐとなって小丸へと返ります。茎は生ぶ。鑢目、銘の鏨もキッチリとしていて気持ちが良く、また錆味も自然で茎千両な状態です。銘ぶりは本当に立派で刀匠の作品に対する自信の程が伺え知れます。白鞘、赤銅着せ一重はばき。鑑定は最も確かな、上野国立博物館内、特別貴重刀剣認定書

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