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トップページ » 日本刀販売 刀剣販売 刀販売 » 刀・太刀 » 刀 鍛冶長者陸奥介弘元 (KA-010712)
水心子正秀門、陸奥介弘元=奥州二本松住宗次の出来が良い御刀です。附、青貝塗鞘半太刀拵。二本松、福島郷土の名刀です。

刀 鍛冶長者陸奥介弘元 文政九年八月日 特別貴重刀剣認定書 附 青貝塗鞘半太刀拵

Katana [Kajityoujya Mutunosuke Hiromoto] [N.B.T.H.K] Tokubetu Kityou Token


刀  鍛冶長者陸奥介弘元 文政九年八月日 特別貴重刀剣認定書 附 青貝塗鞘半太刀拵

品番:KA-010712
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)

鑑定書:Peper(Certificate): 特別貴重刀剣認定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 陸奥国(Fukusimaken) 江戸時代・文政頃(Edo era 1751年~頃)

刃長:Blade length(Cutting edge): 71.0cm(二尺三寸四分) 反り:Curve(SORI): 2.0cm
元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.15cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.78cm
先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.4cm  先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm
拵全長約:Length of Koshirae : 101cm 茎:Sword tang(Nakago): 生茎、勝手上がり鑢目。目釘穴一。

体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切っ先。
地鉄:Jigane(Hada): 小板目肌極めて詰んで粉糠肌となり、映り立つ。
Temper patterns(Hamon): 匂い出来の直刃。
帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 直で小丸に返る。
登録:Others: 福島県

【解説】水心子正秀門人、安永七年、二本松藩の鉄砲鍛冶古山久四郎の末子として出生。幼名は東蔵。後に幸之進と改称します。二十歳で仙台の刀匠十一代国包に入門。文化二年、江戸に上り、当時天下一の刀匠と称された水心子正秀の門人になり腕を磨きます。蘭学者の司馬江漢(しばこうかん)にも師事し西洋科学の研鑽を積み、焼き刃・湯加減や刀剣発錆の理論を会得。鍛刀技法に活用しました。文化六年に弘元と改め、同八年に『刀を作る記』、文政三年(1820)に『刀剣見利書(みききしょ)』を著すなど、江戸でその名が知れわたるようになります。文政四年五月には師正秀より免許皆伝の「剣工秘伝志」が伝授されます。鍛刀技術の評価が諸藩の大名にも届くことになり、作刀依頼が相次ました。はじめの刀銘は国秀、後に宗次。文政四年十月十三日に「陸奥介」を拝領してからは陸奥介弘元と号するようになります。広元は同人です。
こうなると、全国の諸藩より召し抱えの申し出が相次いで入り、時の二本松藩主丹羽長富は弘元に帰藩を命じましたとも記録されています。帰藩以降、二本松藩お抱え刀工として藩士用の作刀に専念。藩主の意を汲んで他藩からの注文には応えなかったといいます。鍛冶長者陸奥介弘元、奥州二本松住宗次作、二本松住古山宗次、陸奥介弘元、古山陸奥介弘元、於江府芝弘元作、陸奥守弘元、などと銘を切ります。文化六年頃より、文政、天保六年までの年紀が入る作品が残されています。天保一四年五月二七日死去、享年六六歳、市内亀谷光現寺に眠っています。本作は、このように勉強家で腕前がよかった弘元の御刀になります。登録も福島県であり誠に生ぶい御刀です。福島県に御住いの御客様。福島県二本松市に縁のある御客様には特にお奨めします。
御刀の体配は、二尺三寸四分と常寸を上回る長さの刀で、身幅先幅は広く重ねは尋常。反りは深く利いて姿は雅です。地鉄は小板目肌が極めてよく詰んで美しい粉糠肌となり、鎬造筋に向けて映りが立ちます。刃文は匂い勝ちで直刃を焼いています。しかし、地鉄の鍛えもさることながら、流石は時の名匠。匂い口にムラが無く一定にスッキリと難しい直刃を焼いており腕前の確かさを見せてくれています。刃は明るく冴えて、透明感がある地金によく似合い映えています。鋩子はそのまま直ぐで小丸へ上品に返ります。茎は生ぶ。丁寧な仕上げの化粧鑢目と錆色は、絶品といえると思います。刻銘も確かに立派で刀匠の自信と気迫が感じられます。鑢目から見て弘元が左利きだったことも判ります。欠点が無く気持ちが良い御刀です。
さて、この御刀、時代の半太刀拵に納まっておりました。しかしながら、鞘が経年により変形し、鞘当りしておりましたので、鞘の赤銅金具を全て外し、青貝塗りの鞘を新規つくりました。柄は時代のまます。このようにして拵を再生しました。鞘の中で刀身が擦れると引け傷が出来ますし、当りの部分が錆びたりして良いことはありません。いかがでしょうか。内外揃い立派になって長く伝えてあげたい福島郷土の名刀であります。白鞘、銀着せ一重はばき。青貝塗鞘半太刀拵。特別貴重刀剣認定書

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