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トップページ » 日本刀販売 刀剣販売 刀販売 » 脇差 » 脇差 一 出羽守藤原行廣(二代)特別保存刀剣鑑定書(WA-080111)
江戸初期の肥前刀を代表する名工、肥前出羽守藤原行廣の出来が良い脇差の優品です。

脇差 一 出羽守藤原行廣(二代)特別保存刀剣鑑定書

Wakizashi [Ichimonji Hizen Dewanokami Yukihiro] [N.B.T.H.K]Tokuubetu hozon Token


脇差  一 出羽守藤原行廣(二代)特別保存刀剣鑑定書

品番:WA-080111
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)

鑑定書:Paper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 肥前国(Hizen) 江戸時代・貞享頃(Edo era 1684年頃)

刃長:Blade length(Cutting edge): 53.0cm(一尺七寸五分弱) 反り:Curve(SORI): 1.5cm
元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 3.22cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.68cm
先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.5cm  先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.55cm
茎:Sword tang(Nakago): 生茎、筋違い鑢目。目釘穴一。

体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、身幅広い、中切っ先。
地鉄:Jigane(Hada): 小板目肌が良く詰んで地沸が付き、小糠肌となる。
Temper patterns(Hamon): 小沸出来の直刃。
帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): そのまま小丸に返る。
登録:Others: 埼玉県

【解説】江戸初期の肥前刀を代表する名工、一出羽守藤原行廣です。一出羽守藤原行廣、一肥州出羽守行廣、肥前出羽守藤原行廣、などと銘切りします。切味位列は業物にランクされています。初代行広は初代忠吉の孫で、一文字のように、一と切るのは石堂鍛冶から備前伝を学んだ事に由来し、自らを肥前一文字と称しました。この習慣は二代へ引き継がれました。行広は鍋島家のお抱え鍛冶も勤めており、その手腕は大変優れております。初銘は行永、貞享元年に出羽大掾を受領、後に守となりました。元禄十四年六十九歳で歿するまで数多くの名作を鍛刀しました。
体配は、身幅広く重ねも確りとして、がっしりとした脇差姿で、反りも頃合いに利いて風格があります。地鉄は小板目肌が良く詰んで地沸が付く清涼な地鉄で小糠肌に見えます。刃文は、匂口が明るい直刃で、小沸厚く付いて、刃中はとても明るく、金線入り働きます。帽子はそのまま直ぐで、先やや掃き掛け心となり、小丸へ品良く返ります。茎は生ぶで錆色も良く堂々とした銘振りが見事です。地刃共に健全で欠点が無い、肥前出羽守藤原行廣の出来が良い脇差の優品です。金着一重はばき。白鞘、特別保存刀剣鑑定書

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