品番:TU-020519 |
鑑定書:Paper(Certificate): 保存刀装具鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):江戸時代(Edo era) |
木瓜輪違透鍔 木瓜形 鉄槌目地 地透 角耳小肉 縦:Length: 7.87cm 横:Width: 7.21cm 切羽台厚:Thickness: 0.65cm 重量:Weight: 137g
桐箱入(In paulownia wood box)
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【解説】尾張透鍔の起源は、平安城透鍔とほぼ同時期と言われており、足利義教将軍(六代)の頃まで正長元年(1428)から嘉吉元年(1441)までその職におり、この間十四年に渡っています。平安城透鍔、尾張透鍔ともに一枚も在銘がないため作者を知ることが出来ません。ただ産地、作風によって両透の名が遺されたものと考えられます。尾張透鍔は平安城透鍔よりも大形で大振りの物が多く、厚さもまた厚手で中央の肉を鋤いたようにし耳は角耳、切羽台、両櫃ともに幅広く丸く、地鉄、鍛錬ともに良好です。尾張透の形は丸形がもっとも多く、両木瓜形、木瓜形などがこれにつぎますが、尚ほかの変形もあります。図様も種々ありますが、何の図か不可解のものが多く、その手法も平安城透が細い透しでいかにも気の利いた起用に見える物に対し、著しく無骨で透しもまた線が太く、すべて無難に見えるものではありますが、稚拙の稚味と量感があって重厚の感があります。これが今日、鍔の愛好家に喜ばれるところであります。本作は、木瓜形に鉄槌目地仕立てとし、輪違いを地透しにしている。鉄の鍛錬も非常に良く、尾張透鍔の特徴が表れた優鍔で江戸初期は下らぬものであろう。 |
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