刀 銘 二王 清實　保存刀剣鑑定書　附 変鞘九曜紋揃金具突兵拵

品番：KA-121113
価格 (price)売約済/sold out(JPY)
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鑑定書：Peper(Certificate): 保存刀剣鑑定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai)： 周防国・長門 (Nagato/Yamaguchi)　永禄頃（Muromachi era １５５８年頃）

刃長：Blade length(Cutting edge): 69.5ｃｍ（二尺二寸九分半）反り：Curve(SORI): 2.0ｃｍ
元幅：Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.96ｃｍ 元鎬重：Thickness at the Moto-Kasane: 0.7ｃｍ
先幅：Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.35ｃｍ　 先鎬重：Thickness at the Saki-Kasane: 0.5ｃｍ　
拵全長：Length of Koshirae : 約 98.5ｃｍ  茎：Sword tang(Nakago): 茎僅かに区送る。勝手下鑢目、目釘穴２個。

体配：Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切っ先。
地鉄：Jigane(Hada): 板目肌練れて、映り現れる。
刃文：Temper patterns(Hamon): 直刃。
帽子：Temper patterns in the point(Bohshi): 焼詰め風となる。
登録：Others:東京都登録

【解説】二王一派は周防国玖珂に鎌倉末期から室町時代にかけて続いた刀工群で、鎌倉時代の清綱を祖としています。室町時代に特に栄えて、その後の一派は 代々二王を名乗るようになりました。この刀は室町時代の中期から後期に掛けての二王で、茎には確りと清實の二文字が残る在銘古刀です。
体配は、身 幅元先確りとして、重ね尋常。鎬が高く、実戦に配慮した丈夫な造り込みの刀で、姿は整っています。地鉄は、板目肌が練れ詰んで美しく、淡く映りが現れま す。刃文は、匂口は締まり心の直刃を焼いています。刃縁には細かく砂流し金線絡んで働きます。帽子はそのまま直で、焼詰め風となります。茎はやや区を送り ます。二字銘で刻銘も立派です。本刀は、写真の通り気の利いた変鞘九曜紋揃金具突兵拵が添えられており、内外揃って楽しめる逸品です。山口県のお客様には 見逃すことが出来ない郷土刀です。保存刀剣鑑定書