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トップページ » S-Line » 脇差 志津三郎氏友(新刀)附 拵(SWA-070222)

志津三郎氏友。応安頃に活躍した同銘刀工の末葉と云われます。現存作少なく貴重な一振りであり、美濃物らしい地刃、見所に富んだ優刀です。

脇差 志津三郎氏友(新刀) 附 黒呂漆塗鞘脇差拵 特別保存刀剣鑑定書

Wakizashi [Shizu Saburo Ujitomo][N.B.T.H.K]Tokubetsu Hozon Token

脇差 志津三郎氏友(新刀) 附 黒呂漆塗鞘脇差拵 特別保存刀剣鑑定書
品番: SWA-070222
価格(Price): 売約済/Sold Out
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
品番: SWA-070222
Stock No.: SWA-070222
鑑定書: 特別保存刀剣鑑定書
Paper(Certificate): NBTHK Tokubetsu Hozon Token
国・時代: 美濃国,岐阜県・江戸時代前期
Country(Kuni)/Period(Jidai): Mino(Gifu),Early Edo period 1603~
刃長 Blade length (Cutting edge)
:
40.6cm(一尺三寸三分強)
反り Curve(SORI)
:
0.8cm
元幅 Width at the hamachi(Moto-Haba)
:
2.95cm
元鎬重 Thickness at the Moto-Kasane
:
0.71cm
先幅 Wide at the Kissaki(Saki-Haba)
:
2.60cm
先鎬重 Thickness at the Saki-Kasane
:
0.60cm
Sword tang(Nakago)
:
生ぶ、鷹の羽鑢目、目釘孔1個。
登録 Registration card
:
東京都
【解説】

志津三郎氏友は、応安頃に活躍した、同銘刀工の末裔であると云われています。美濃鍛冶にあっては延文、貞治の頃に志津三郎兼氏が大和伝に相州伝を加味した、新しい伝法である美濃伝を生み出し流行したため、盛んに鍛刀されました。その後、応永から応仁頃までの刀工は、名を残すものが少なく振るいませんでした。文明頃からは兼吉、兼定、兼延らが起こって再び隆盛をみることとなり、元亀、天正頃になると急速な勢いをもって美濃刀工は繁栄しました。
本刀は、刃長が一尺三寸三分強。身幅・重ね尋常に、反り浅く、中切っ先がやや延びる刀姿です。表裏には棒樋を彫ります。地鉄は板目肌が流れ心に現れた、黒味を帯びた強靭な鍛え地となります。刃文は小沸出来の互の目乱れで、高低がつき、尖り刃を交えます。刃中には砂流し、金線、葉などが頻りに働いて派手やかです。帽子は焼き深く入り、僅かに返ります。茎は、掟通りに鷹の羽鑢となります。本作は現存作の少ない同工の一振で、貴重な資料です。美濃物らしい地刃、見所に富んだ優刀です。金着せ二重はばき、黒呂漆塗鞘脇差拵、特別保存刀剣鑑定書。