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トップページ » S-Line » 脇差 横山伊勢守祐平作 (SWA-010120)

棟よりには淡い映りが立つ。帽子はそのまま小丸へ深く返る。横山伊勢守祐平の実力を示した逸品である。

脇差 横山伊勢守祐平作 文化七年八月日 備陽長船住人 保存刀剣鑑定書

Wakizashi [Yokoyama Ise-no-Kami Sukehira] [N.B.T.H.K Hozon Token]

脇差 横山伊勢守祐平作 文化七年八月日 備陽長船住人 保存刀剣鑑定書
品番: SWA-010120
価格(Price): 売約済/Sold Out
(消費税込。10万円以上の商品は国内送料込)
品番: SWA-010120
Stock No.: SWA-010120
鑑定書: 保存刀剣鑑定書
Paper(Certificate): NBTHK Hozon Token
国・時代: 備前国,岡山県・江戸時代後期 文化七年(1810)
Country(Kuni)/Period(Jidai): Bizen(Okayama), Late Edo period 1810
刃長 Blade length (Cutting edge)
:
40.4cm(一尺三寸三分)
反り Curve(SORI)
:
1.2cm
元幅 Width at the hamachi(Moto-Haba)
:
2.88cm
元鎬重 Thickness at the Moto-Kasane
:
0.64cm
先幅 Wide at the Kissaki(Saki-Haba)
:
2.60cm
先鎬重 Thickness at the Saki-Kasane
:
0.55cm
Sword tang(Nakago)
:
生ぶ、切鑢目。目釘孔1個。
登録 Registration card
:
東京都
【解説】
横山伊勢守祐平作 文化七年八月日 備陽長船住人。横山祐平は俗名を横山覚治といい、初銘は祐定。薩摩の奥元平の門人である。後に師より平の一字を許され「祐平」と改銘した。寛政二年に伊勢守を受領した。天保四年には加賀介を受領、菊花紋と「一」を茎に切ることを許されて友成五十六代孫と銘を切るものがある。彼の次男の祐永は俗名を横山覚之助と云い、兄の祐盛が後七兵衛祐定の養子となったため父の跡を継いで備前藩工を勤めた。
祐平は新々刀期の正備前伝に属する代表工で、作域は正備前伝に徹したもの、また薩摩国奥元平風の沸を強調した相州伝のものもある。本作は平造りで反りが利いた脇差で地肌練れてよく詰んだ精美な鍛えに、直刃を焼いて、匂い深く刃縁には明るい小沸が付いて冴える。棟よりには淡い映りが立つ。帽子はそのまま小丸へ深く返る。横山伊勢守祐平の実力を示した逸品である。