生ぶ茎無銘、腰反り高く鎌倉時代の古調な体配を呈し、小模様の刃に働き盛んに入る焼刃に興趣のある、古雅で気品に満ちた名刀であります。
太刀 無銘 二王 第60回重要刀剣
Tachi [Mumei (Niou)][N.B.T.H.K] Juyo Token
品番:KA-100223
価格 (price)3,800,000円(JPY)
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鑑定書:Paper(Certificate): 第60回重要刀剣指定
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):周防,広島県(Suou)・南北朝時代頃(Nanbokucyou piriod about 1336~)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 78.8cm(二尺六寸) 反り:Curve(SORI): 2.3cm 元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.93cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.7cm 先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.0cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.45cm 茎:Sword tang(Nakago): 生ぶ、鑢目不明、目釘孔1個。
【重要刀剣図譜より】 法量 長さ七八・八糎 反り二・三糎 元幅二・八糎 先幅一・六五糎 鋒長さ二・六糎 茎長さ二〇・七糎 茎反り〇・七糎 形状 鎬造、庵棟、元先の幅差つき、身幅やや細身で、鎬やや高く、反りやや深くつき、小鋒。 鍛 板目肌、総体に流れごころとなり、処々杢を僅かに交え、肌立ちごころとなり、地沸細かに厚くつき、黒い地景頻りに入り、淡く白ける。 刃文 小互の目乱れ、小足僅かに入り、小沸つき、処々細かに砂流しかかり、匂口うるみごころとなる。 帽子 直ぐ調に小丸、掃きかけ風となる。 茎 生ぶ、先浅い栗尻、鑢目不明、目釘孔一、無銘。
説明 周防国二王一派は、保延頃の清真、または文応頃の清平を祖として始まると伝えるが、確実な遺例を見ず、今日では清綱を事実上の祖としている。清綱の現存する作例では、「文永二年三月 清綱」と書き下しの銘のある太刀が厳島神社に存在し、次いで建武二年紀の「坊州玖珂庄清綱」銘の短刀(談山神社旧蔵・第四十五回重要刀剣指定)が知られ、以後同銘は室町時代、さらに新刀期にまで連綿と続いている。二王派の作風に大和色が強いのは、大和本国との交流によるものと考えられているが、鍛えに白けが目立ち、刃文がうるむ点に、同派の個性が認められる。
この太刀は、鍛えは板目肌に流れ肌が交じって、肌立ちごころとなり、刃文は総体に小互の目を交え、小足が入り、細かな砂流しもかかり、腰元にうるみごころを見せ、かすかに白けるなど、二王派の見どころが豊富である。地刃共に健体であることも好ましい。
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