手柄山甲斐守正繁の会心の作。神妙、と刻された地刃、茎全てに健全で風格がある脇差の優品です。
脇差 神妙 手柄山甲斐守正繁 文化九年八月日(姫路)特別保存刀剣鑑定書
Wakizashi [Tegarayama Masashige] [N.B.T.H.K]Tokuubetu hozon Token

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価格 (price)御成約/sold out(JPY)
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品番:WA-010218
鑑定書:Peper(Certificate): 特別保存刀剣鑑定書
国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai): 播磨国(Harima) 江戸時代・文化九年(Edo era 1812年頃)
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刃長:Blade length(Cutting edge): 37.5cm(一尺二寸四分) 反り:Curve(SORI): 0.6cm
元幅:Width at the hamachi(Moto-Haba): 2.94cm 元鎬重:Thickness at the Moto-Kasane: 0.79cm
先幅:Wide at the Kissaki(Saki-Haba): 2.4cm 先鎬重:Thickness at the Saki-Kasane: 0.5cm
茎:Sword tang(Nakago): 生茎、化粧筋違い鑢目。目釘穴一。
体配:Shape(Taihai): 鎬造、庵棟、中切っ先。
地鉄:Jitetsu(Hada): 板目詰んで地沸つく。
刃紋:Temper patterns(Hamon): 小沸出来の大互の目乱れ刃紋。
帽子:Temper patterns in the point(Bohshi): 直ぐに小丸に深く返る。
登録:Others: 滋賀県 昭和37年
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【解説】正繁は播磨(兵庫県)手柄山、姫路の刀工。宝暦10年生まれ。手柄山四代氏繁の子、兄五代氏繁を助けて、大阪に出て鍛刀し自ら六代氏繁を名乗ります。京都御所が炎上した天明8年(1788)の冬、大阪に立ち寄った奥州白河藩主松平定信(楽翁候)に召し抱えられました。この時氏繁30歳。江戸に出た氏繁は名を手柄山正繁と改めます。享和3年(1803)47歳で甲斐守を受領、晩年定信(楽翁候)より「神妙」の二字を賜り、会心の作には草書体でこの二文字を刻したと云われます。文政13年7月5日、71歳で死去。当時流行の大乱れの濤爛刃を焼くのを得意とし津田越前守助広に私淑した刀工として名を挙げました。
本作裏銘に「文化九年八月日」とあることから正繁67歳の作刀であることがわかります。体配から、小ぶりな脇差ですが身幅先幅しっかりと有り、鎬も高くまた肉置豊かで頑健。地鉄は板目肌が非常によく詰んで地沸がつく強い鍛の地金で誠に綺麗です。刃紋は、濤欄刃を意識した小沸出来の大互の目乱れ刃紋です。また焼きが高く玉のような飛び焼きを交えるなど派手やかで、匂い深く小沸厚くついて冴えた刃となります。鋩子は直ぐで、先よく沸つき、小丸へ深く返ります。茎は生ぶ。新々刀らしく健全で、保存状態がよほど良かったことがわかる状態で、鑢目、銘彫ともにピシッと決まっています。先にも説明しましたが、神妙の二文字が草書体で美しく刻されております。このように地刃共に健全で風格がある、どこから見ても欠点が無い手柄山甲斐守正繁の優品です。金着岩石一重はばき。
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