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刀 伯耆守平朝臣正幸 文化四年卯八月七十五歳造 第34回重要刀剣

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刀 伯耆守平朝臣正幸 文化四年卯八月七十五歳造 第34回重要刀剣

価格 (price)商談中(JPY)
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品番:KA-100618

鑑定書:Paper(Certificate): 第34回重要刀剣鑑定書

国 Country(Kuni)・時代 Era(Jidai):薩摩国,鹿児島県(Satsuma) 江戸時代後期 文化4年(Edo era 1807)

【重要刀剣図譜より】
法量
 長さ七五・六五糎 反り二・六糎 元幅三・四糎 先幅二・五糎 鋒長さ四・九糎 茎長さ二〇・八五糎 茎反り僅か
形状 鎬造、庵棟、身幅一段と広く、長寸で、重ね厚く、反り深く、先反りつき、中鋒延びる。
板目に杢交じり、流れ、肌立ちごころとなり、地沸厚くつき、地景風の変り金交じる。
刃文 互の目乱れに尖り刃・小互の目など交じり、足入り、匂深く、沸厚くつき、荒沸交じり、砂流しかかり、金筋入る。
帽子 表は乱れ込んで小丸ごころ、裏は浅くのたれごころに小丸に返り、共にさかんに掃きかける。
彫物 表裏に棒樋を掻き流す。
生ぶ、先入山形、鑢目勝手上り、目釘孔一、指表目釘孔より一字上げて、棟寄りに太鏨大振りの長銘があり、裏は棟寄りに同じく年紀と行年銘がある。

説明 伯耆守正幸は二代伊地知正良の子で、享保十八年に生れ、三代目を継いで正良と名乗った。寛政元年に奥元平と同時に、伯耆守を受領し、名を正幸と改めた。文政元年八十六歳で没している。彼は父祖にまさる技量を示し出藍の誉が高く、薩摩新々刀鍛治の中で奥大和守元平とともに双璧である。正幸の作品は、身幅が広く、長寸で、重ねも比較的に厚く、大鋒で、一般に頑丈な造込みのものが多く、刃文は、のたれに互の目・尖りごころの刃を交え、匂深く、荒目の沸がつき、砂流し・金筋がかかるものを得意としている。
この刀は、身幅が一段と広く、長寸で、重ねが厚く、中鋒の延びた豪壮な造込みを呈しており、鍛えは、板目に杢・流れ肌が交じって肌立ちごころに地沸が厚くつき、地景風の変り金が交じって独得の肌合となり、刃文は、互の目乱れに尖り刃・小互の目などを交えて焼き、足が入り、匂が深く、沸が厚くついて荒沸が交じり、金筋・砂流しのかかった作域で、造込み及び地刃に彼の特色が十分にあらわれている。大作にもかかわらず破綻がなく、出来の宜しい一口である。


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