|
価格 |
|
品番:KG-08041
国・時代: |
|
|
|
【解説】 正秀は寛延三年出羽国の生まれ。明和八年、二十二歳の時に武州下原吉英門となり、初期には宅英、英國と銘を切った。その後、安永三年に故郷の藩主である出羽国秋元家に仕官し、川部儀八郎正秀から、水心子正秀と改め、文政元年にはさらに天秀と銘した。水心子正秀は新々刀の生みの親とも言われている先駆者で、鍛刀技術の革新に尽力して、旧来の鍛刀法を一変する復古鍛錬法を提唱した。彼は自らも名匠とうたわれ、その正秀の主張に賛同した刀工が全国各地から集まり、大慶直胤、細川正義、長運斎綱俊などをはじめ百余名にも及ぶ刀匠を養成しました。このように大親分的性格に加え、刀剣学者でもありました。現代刀工にも、水心子の流れを汲む流派が少なくないようです。特に初期には、大阪物の写しを得意とし、津田越前守助廣の濤瀾刃を焼いたものに名作があります。また、あの勝海舟が愛刀としていたことでも有名です。 本作は正秀の特色と高度な技量を十分に示した作品になります。刀でもない短刀でもない、小さな小刀という画面からも正秀の鬼才を伺い知ることができます。 |


